2014年3月21日金曜日

ダイヤモンド☆句会 4カラット【雪だるま】 詳細

ダイヤモンド☆句会 4カラット【雪だるま】

No.0
作者タケウマ
作品水たまりから雪だるまのにおいするとあの子が
総得点3点
投票者
(点|名前)
1|トモマリ
2|木曜何某
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お名前
木曜何某

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◎雪だるまのにおいというのは思いつきませんでした。少し暖かくなって、雪だるまのにおいのする水たまり。それに気づくあの子。とってもいい句。
No.1
作者タケウマ
作品落下傘部隊雪達磨二百五十三体に包囲されて玉砕
総得点1点
投票者
(点|名前)
1|なかやまなな
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お名前
なかやまなな

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○これは勢いにやられてしまいました。
No.2
作者西山清二
作品日陰の雪だるまは冷たい人が好き
総得点0点
投票者
(点|名前)

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No.3
作者西山清二
作品雪だるま帽子を置いて消えにけり
総得点5点
投票者
(点|名前)
2|しゆう
1|桃子
2|なおみ 空中
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お名前
なおみ 空中

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のこった帽子、なくなった光景を詠む
雪の儚さ溶けてなくなる切なさ、感じました。
消えたのはどんな雪だるまかそれぞれ想像ちがう楽しさもすきです。
お名前
桃子

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○ 確かに雪だるまに被せてあった帽子なのに、翌朝見てみると帽子だけを残して消えてしまっていた。いつか溶けるものだとわかっていても、ぽつんと置いてある帽子を想像すると、さみしい気持ちになる。
No.4
作者十月水名
作品オスかメスか悩んでしまうゆきだるま
総得点4点
投票者
(点|名前)
1|K
2|ちとせ
1|なかやまなな
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No.5
作者十月水名
作品瀬戸内のすきまにひょいと雪だるま
総得点1点
投票者
(点|名前)
1|うぐいす
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No.6
作者圓哉
作品雪だるま夕暮れ時のパチンコ屋
総得点1点
投票者
(点|名前)
1|トモマリ
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お名前
なかやまなな

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○今のパチンコ屋ではなく、ひと昔前のパチンコ屋を思い浮かべました。父親がパチンコしている間に、雪だるまを作る子ども。ドアから転がってきたパチンコ玉で目鼻を。それが放置され、負けた人たちがたぶん、ポケットにあるパチンコ玉をぐいって入れていく。そんな雪だるま。
No.7
作者なかやまなな
作品パトカーに引かれてをりし雪達磨
総得点3点
投票者
(点|名前)
1|圓哉
2|タケウマ
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お名前
圓哉

コメント
○雪だるまもパトカーにだけは引かれたくは・・・と同情しそう。
No.8
作者なかやまなな
作品少女立ち去るまで雪達磨を褒める
総得点2点
投票者
(点|名前)
1|北大路京介
1|木曜何某
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お名前
木曜何某

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○なかなか立ち去ってくれなかったら、困りますね。この丸みがいいとかいうのかな。なかなかな鼻だとか、バケツがどうだとか。
お名前
北大路京介

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◯「優しい!少女が作った雪達磨なんでしょうね。きっと喜んで帰ったことでしょう。」
No.9
作者北大路京介
作品消火用バケツの帽子雪だるま
総得点2点
投票者
(点|名前)
1|ちとせ
1|木曜何某
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No.10
作者文月さな女
作品作った雪だるま貴方に似て恋は終わらず
総得点1点
投票者
(点|名前)
1|北大路京介
コメント
お名前
北大路京介

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◯「うわぁあぁ 切ない、切ないよぉ。なにも考えずに作った雪だるまが"貴方"に似てしまったのか。無意識の怖さ。」
No.11
作者うぐいす
作品静けさといふ音のあり雪だるま
総得点5点
投票者
(点|名前)
1|しゆう
2|文月さな女
2|桃子
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お名前
桃子

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◎ 美しい雪国の景色。耳を澄ませて、周りの音を確かめる。ゆったりとした時間の流れの中で、自分の命と向き合うのだ。
No.12
作者うぐいす
作品昇る陽に瞼とぢゆく雪だるま
総得点1点
投票者
(点|名前)
1|K
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No.13
作者コアラ
作品天仰ぎ雪だるま用の雪を乞う
総得点2点
投票者
(点|名前)
2|十月水名
コメント
No.14
作者コアラ
作品雪だるま誰かの顔に似せたくて
総得点1点
投票者
(点|名前)
1|西山清二
コメント
No.15
作者なおみ 空中
作品雪だるま作るあなたの可愛さよ
総得点0点
投票者
(点|名前)

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No.16
作者なおみ 空中
作品ぼくを作ってくれてありがとうと雪だるま
総得点0点
投票者
(点|名前)

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No.17
作者文月さな女
作品雪だるま耳付けたげる話を聞いて
総得点6点
投票者
(点|名前)
1|北大路京介
2|金太郎
1|十月水名
1|木曜何某
1|うぐいす
コメント
お名前
木曜何某

コメント
○確かに耳がついた雪だるまは見たことがありませんね。でも、耳がなくとも聞いてくれますよ、雪だるまは。
お名前
北大路京介

コメント
◯「聞いてアロエリーナ♪ちょっと言いにくいんだけど♪というCMを思い出しました。誰にもいえないけど、雪だるまぐらいには聞いて欲しいことってありますよね。」
No.18
作者空飛ぶちび
作品断首されし雪だるまの溶け始む
総得点2点
投票者
(点|名前)
1|圓哉
1|十月水名
コメント
No.19
作者空飛ぶちび
作品雪原を統べて雪だるまの微笑
総得点4点
投票者
(点|名前)
1|一己
1|桃子
2|うぐいす
コメント
お名前
桃子

コメント
○ なんとなくSFちっく。雪原を統べているのは、雪だるまだろうか。それとも微笑する雪だるまを作った人物か。わたしは後者だと考えた。雪だるまも、組織の一人なのだ。いつか雪は溶けてしまうのに、やることがかわいらしい。
No.20
作者しゆう
作品小さな手冷たさ忘れて雪だるま
総得点2点
投票者
(点|名前)
1|西山清二
1|文月さな女
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No.21
作者しゆう
作品雪だるま目鼻つけたら我に似る
総得点0点
投票者
(点|名前)

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No.22
作者桃子
作品沖縄につづく海見る雪だるま
総得点5点
投票者
(点|名前)
1|K
2|圓哉
1|トモマリ
1|十月水名
コメント
お名前
圓哉

コメント
◎沖縄っていう新鮮な発想に負けました。俳句としても申し分なくすばらしい佳句です。
No.23
作者北大路京介
作品停電の日まで雪だるまは元気でした
総得点6点
投票者
(点|名前)
1|西山清二
1|ちとせ
1|一己
1|圓哉
2|なかやまなな
コメント
お名前
圓哉

コメント
○作者の意図と違うかもしれませんが。あの地震のあと関東では計画停電があって、あの晩のことを思い出してしまいました。懐中電灯とローソクの中でカレーを奥さんと食べてましたが、物悲しい夜でした。雪だるまもきっと悲しくなったんだと思います。
No.24
作者ちとせ
作品二月より此処雪達磨保護区域
総得点2点
投票者
(点|名前)
1|文月さな女
1|うぐいす
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No.25
作者ちとせ
作品今から真冬99%オフ
総得点0点
投票者
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No.26
作者木曜何某
作品ゆぎだるま溶けるなと蟻を潰す手で
総得点7点
投票者
(点|名前)
2|K
2|一己
2|トモマリ
1|タケウマ
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No.27
作者木曜何某
作品君のゆきだるまは三段か
総得点4点
投票者
(点|名前)
1|ちとせ
1|一己
1|桃子
1|タケウマ
コメント
お名前
コアラ

コメント
◎思わず自分の腹を見た。
お名前
桃子

コメント
○二段目ができて終わったと思ったら、「三段目も作ろう」という君。三段の雪だるまは、たまにイラスト等で見かけるが、実際に作っている人を私は見たことがない。
No.28
作者K
作品けんちゃんとバイバイ泣き顔雪だるま
総得点2点
投票者
(点|名前)
1|しゆう
1|なかやまなな
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お名前
なかやまなな

コメント
○ むかし、NHKのうたのおにいさんをやっていた坂田おさむさんの歌を思い出しました。「得意そうにけんちゃんが言った、ぼくんち今度引っ越すんだよ」「新 しいうちは庭もついていて、犬100ぴきだって飼える」「それから一番すごいことは弟だって生まれるんだぞ」「いいな、いいな、けんちゃん、いいな、僕も 一緒に引越したいな」「いいよいいよ、一緒に引っ越そう、友だちだから特別さ」という約束をしながら、別れる二人。もしかしたら、片方が雪だるまだった ら…と考えたら、この句深いなーと。
No.29
作者一己
作品薄雪に土色まだらの雪だるま
総得点1点
投票者
(点|名前)
1|しゆう
コメント
No.30
作者一己
作品雪積もり丸めたいけどコタツムリ
総得点2点
投票者
(点|名前)
2|西山清二
コメント
No.31
作者K
作品雪だるま達磨大師は認めまじ
総得点1点
投票者
(点|名前)
1|金太郎
コメント
No.32
作者桃子
作品いたづらに胸つけられし雪だるま
総得点5点
投票者
(点|名前)
2|北大路京介
1|文月さな女
1|金太郎
1|タケウマ
コメント
お名前
北大路京介

コメント
◎「特選です。雪だるまなら胸を大きくしたり小さくしたり自由にできるんですなぁ(雪があるかぎりは)。
”いたづら”という言葉には無益・風情がないという意味があるが、風情がないのが逆に良いということも。」

 

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